
Fallout 4
Buy Game今月のMOD開発者: Seddon4494
Fallout 4
Buy Game今回は才能あふれるライターかつデザイナーのSeddon4494にお話を伺い、プレイヤー選択肢の実装や、キャラクターを活き活きとさせるための声優との作業などについて聞かせていただきました。Seddon4494のクエストは、既存の派閥の拡張コンテンツから戦前の謎の解明まで多岐に渡ります。各クエストは巧みに作り上げられており、連邦に見事に溶け込んでいます。クエストを何度もプレイし、大いに楽しんだ私たちは、話を聞くのをとても楽しみにしていました。
幅広いアドベンチャーMODを制作されていますが、クエストやキャラクターに関するひらめきはどのようにして得ていますか?
大半の場合、ゲームを楽しむことでアイデアが湧いてきます。背景となる話を作れそうなエリアが見つかることもあれば、もっと発展させられそうなコンセプトに出会うこともあります。周囲の環境やBGMが作り出す雰囲気も、ひらめきの源になり得ます。私の「Far Harbor Story」MODは、それらのポイントがすべて合致しているいい例です。忘れ去られた目的を持つ物体の再発見により大混乱が起こる(核発射キーからヒントを得ました)というアイデアが、ファー・ハーバーの不気味な雰囲気と、寂れた女猟師の島(普通なら訪れる理由すらないかもしれません)とが合わさって、物語を生み出す素晴らしいレシピになりました。
声優の方との作業はどのような感覚ですか?
声優の方との作業は、MOD開発の中でも特に面白い部分ですが、最も難しい部分でもあります。キャラクターに取り組んでいるときは、頭の中に特定の音のイメージがある場合がほとんどです。それを声優候補の方に伝えるのも、役に合う人を見つけるのも、とても大変なことですが、適任が見つかり、キャラクターに命が吹き込まれるのを聞くときは、とてもいい気分がします。声優の方との作業の中で何より素晴らしいのは、台詞のアクセントの付け方やニュアンスの解釈などを通じて、私が想像もしていなかったものをキャラクターに与えてくれることです。そういうことが起こるたびに、非常に嬉しく思います。あまりにも完璧な出来すぎて、レコーディングの編集中にずっとニヤニヤしてしまうこともあります!
**プレイヤー選択肢はSeddon4494さんのクエストの大きな特徴ですが、どのようにして制作過程に組み込んでいるのですか?
制作過程の大部分を占めるのは、プレイヤーの行動を想像し、それを自分のMODに反映させたらどうなるか考えることです。もし自分がMODをプレイしていたら、どんな結果を期待するか。あるいは、私が作り上げようとした展開を避けるために、プレイヤーがどんな突拍子もない行動を取るのか。
「Fourville」では、結果が分岐しているクエストを何十個も追跡する必要があったので、プレイヤー選択肢の扱いに関する経験をたくさん積むことができました。技術面では、それぞれの結果に数字を割り振るためにグローバル変数を使います。そうすることで、後々その結果に合わせて調整するのが簡単になります。実用面では、各クエストステージの「デザイナーノート」のセクションに詳細なメモをつけて、それぞれの結果にどのような展開が含まれるのか素早くチェックできるようにしています。それでも、MODをリリースしたら、毎回プレイヤーの行動に驚かされることになります。
MOD開発で何が一番好きですか?
私にとってMOD開発とは話を伝えることなので、MODを開発する上で一番好きなのは、物語を作り込んでいくところだと思います。心からわくわくすることのできるしっかりした良いアイデアがあると、流れに乗って進めることができます。そのような状態になると、好きではない作業(プレイヤーのダイアログの実装)すら、それほど悪くないものだと思えます。また、新しい機能の実装に挑戦すること、より正確には、ゲームがもともと持っている能力を新しい方法で活かすことも楽しんでいます。MODを作るごとに、自分のスキルが磨かれていくように感じます。
オススメしたいMODはありますか?
主にストーリーMODを作っていますが、自分でダウンロードするMODはゲームシステムに変更を加えるものや、新しいアーマーや武器を追加してくれるものが多いです。自分のスキルの範囲外にあるものですね。ダウンロードするものにはかなりこだわっていて、ゲームの世界観に合っていないと駄目なんです。もちろん自分のMODはどれもおすすめですが、それ以外では私の『Fallout』のプレイスタイルに一番大きな変化を与えた「Sim Settlements」をおすすめします。他には、これまでの『Fallout』のアイテムを再現するMODもとても好きです。