Prey_Article_Typhon_1315x315.pngprey-boxart-1200x1476.jpg

Prey

Prey
2017年3月16日

Prey – ティフォンについて

prey-boxart-1200x1476.jpg

Prey

「タロスI」で非常事態が発生。人類の在り方を向上させる研究を行っていた実験場は、隔離していたはずのティフォンによって、完全にエイリアンの繁殖場と化してしまいます。実験の中心人物モーガン・ユウは、トランスターコーポレーションの最新宇宙ステーション内で、ティフォンと戦わなければいけません。果たしてこのエイリアンの正体は? トランスターのティフォン研究チームによるこちらの動画でティフォンについてご確認いただけます。

完全な生態系を持つティフォンは、単に人類を滅ぼそうとする謎のクリーチャーではありません。『PREY』でプレイヤーが戦うことになるティフォンについてArkane Studiosのチームが語ってくれました。

新たな脅威

開発初期段階で、エイリアンをありふれたデザインにしない方針になりました。これはクリエイティブディレクターのRaphael Colantonioからの要求でした。「“レーザーガンを持ったオーク”とRaphaelが呼んでいたデザインのようには、したくなかったんです」とリードデザイナーのRicardo Bareは語ります。「ブラスターを持ったトルーパーや、ぬるぬるの気色悪いモンスターにする気はありませんでした。もっと謎めいていて、人知では計り知れない、パラノーマルな雰囲気にしたかったんです。思うようなものが出来上がるまでかなりかかりましたね。でも、基本的にティフォンの体は一定の形を持ちません。だから正確なデザインを定義するのは難しい。何を考えているのか全くわからないからこそ、大きな脅威になるんです」

デザイン以外の話として、開発チームはエイリアンに確固たる目的を持たせたいと考えました。それがエイリアン同士に関係性を持たせることに繋がったのです。プレイヤーが最初に遭遇するエイリアン「ミミック」から始まるエイリアンの完全な生態系はここから生まれました。

「ティフォン種はミミックから始まります」とRaphaelは言います。「ミミックの役割は偵察。姿を隠し、生命体――つまり人間を捕食してエネルギーにします。エネルギーが十分に貯まると、ミミック数体で“ウィーバー”となるんです」

「ファントム」の脅威

ウィーバーには様々な役割があります。まず「コーラル」というカラフルな糸のような物質の生成。この物質にも意味があるのですが、それは追って明かされます。さらにウィーバーはファントムを生成しますが、何もない状態からファントムが生まれるわけではありません。

「ミミックは人類を攻撃し、人類の生気つまり意識を吸い取って増殖します」とRicardoは言います。「そしてウィーバーはそのミミックが残した人間の亡骸から、“ファントム”というエイリアンの守護者のようなクリーチャーを作り出します」

ファントムがティフォンの中で最も人間に近いのはこのためです。ファントムの死体から、元が人間だったことを示唆する武器やキーカードなどのインベントリアイテムが見つかることもあります。また、ファントムが取り込んだ人間の声を、突然発することもあります。さらにファントムには体力やパワーが異なるさまざまな形態があるのです。

物質を越えた精神

ファントムはタロス内において戦闘が担当ですが、ウィーバーは生態系を守り、目的を果たすため、他のティフォンを作り出しします。そして、ティフォンの中でも「テレパス」は生物を操るだけでなく、恐ろしいサイキック攻撃を繰り出し、モーガンの能力を一時的に無効にします。

「テレパスの周りには、大抵操られている人間がいます」とRicardoは語ります。「人間の方も操られていることが分かっていて、近づきながら“あっちに行け。逃げろ。近づくな。自分をコントロールできないんだ”などと叫びます。かなり怖いですよ。プレイヤーは、まずこの人たちへの対応を迫られます。テレパスに操られて攻撃してくる無実の人間を殺すのか、それとも正気に戻す方法を探すのかを考えなくてはなりません。そして取りつかれた人間に対処できたとしても、強力なテレパスと戦うことになるんです」

ティフォンが操れるのは人間だけではありません。ウィーバーが生み出すテクノパスは宇宙ステーションの機器を操作できます。タロスIのティフォンの多くは、周囲の環境に直接影響を及ぼして生み出されたものだからです。

「ティフォンのネットワークは昆虫に近いかもしれません」とRaphaelは語ります。「周囲にあるものを理解し適応します。モーガン・ユウ1人だけを対象にした大きく反応を示す場合もあります」

ナイトメア

「ある時点でティフォンは異常を察知します。今まで戦ってきた何よりも、自分たちに盾突く存在がいることに気づくのです」とRaphaelはモーガン・ユウの話を始めます。「ティフォンにとって、この存在は大きな障害です。言うなればウイルスですね。そのため、ティフォンはこの存在を追い詰め、抹殺することを目的とする“ナイトメア”を生み出します」

『PREY』ではプレイヤーの選択がゲームに影響を及ぼします。ナイトメアは、ティフォンだけでなくゲームがプレイヤーの選択にどう影響するかを示す一例です。「ティフォン・ニューロモッドを使用するほど、プレイヤーはティフォンに近くなり、ナイトメアに気づかれやすくなります」とRicardoは語ります。「ニューロモッドをたくさん集め、ティフォンアビリティをレベルアップしたところで、大きな叫びと共にナイトメアが迫ってくる状況に陥るかもしれません」こうなったら後は逃げるのみ。この強力なティフォンはなかなか直接倒せません。少なくともゲームを始めたばかりの段階では倒せないでしょう。タロスIにいる最大のティフォンでありながら狭いスペースに入り込むことが可能で、どこに隠れようとも追いかけてきます。

『PREY』で遭遇するティフォンは、これだけではありません。ミミックはもっと強力な生命体に進化するほか、ファントムは異なるパワーを持つ様々な形態に変化します。ウィーバーがファントムの生成に失敗すると、目に見えない「ポルターガイスト・ティフォン」が生まれます。それに一度に遭遇するティフォンは1種類だけとは限りません。様々な恐ろしいクリーチャーが待ち構えていているタロスIには、数々の危険な状況が待ち受けています。

どんな状況に直面しようとも、ティフォンの脅威から人類を守れるかどうかはプレイヤー次第です。『Prey』日本語版(PS4、Xbox One)は、5月18日発売です。

Gary.JPG

Gary Steinman

Senior Director, Global Content