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The Elder Scrolls V: Skyrim

The Elder Scrolls V: Skyrim
2022年11月29日

今月のMOD開発者: ひげよし

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今月は、『Oblivion』以来Bethesdaタイトルで多数のMODを制作されている日本のMOD制作者、ひげよしさん(Bethesda.netNexus)をご紹介します。彼は幅広いMOD作品を手掛けていますが、キャラクターに新たな雰囲気を取り入れることができるユニークな外観や衣装のMODに力を入れています。

また、「Wa Masks」((XboxNexus)、「Wa Ribbon」(XboxNexus)、「Obon Mount」(Xbox)といった日本の文化や伝統を吹き込んだMODもリリースされています。

今回はひげよしさんにインタビューを行い、これまでの15年間でインスピレーションを得たものは何か、マスクや頭部の装飾MODと衣装のMODを制作する際の違いなどについて伺いました。ひげよしさんは現在も今後制作するMODの構想を練っているそうです。次にどんなMODを見せてくれるのか楽しみですね。

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ひげよしさんがBethesdaゲームのMOD制作を始めたのは『Oblivion』からですが、自分でMODを作ろうと思ったきっかけは何ですか?

OblivionをプレイしたのはXbox360版が初めてでした。その後、MODを利用したプレイ動画を観たことがきっかけでPC版に興味を持ち、私も最初はただのMOD利用者でした。ある時、日本のコミュニティの中で「成長する剣の武器MODが欲しい」との話題があり、私もとてもそのMODが欲しいと思いましたが、同時に「待っていても誰も作らないかもしれない」とも思いました。それなら自分で作ろうと。丁度その頃にブログでOblivionで武器MODを作るチュートリアル記事がありましたので、そちらのサイトを参考にいろいろ試行錯誤しながら製作しました。

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武器やその他のタイプのMODも制作していますが、特にお好きなのはプレイヤーの見た目を変える衣服やアーマーの制作のようですね。そのようなMODを作りたいと思ったのはなぜでしょうか?

「Wa Ribbon」と「Wa Masks」、そして「Skaal MofuMofu Coat」は実は妻からのリクエストです。妻もBethesdaのゲームが大好きなので、時々こういったリクエストをもらって製作したり、一緒にMODを作ったりすることがあります。最初は、こういうリボンのMODが欲しいとデザイン画をもらいましたので、それを元に製作しました。私も小物やアクセサリーは、他のMODともコーディネートがしやすいですし、見た目が変わるのがシンプルに好きなんですよね。
TESシリーズもFalloutシリーズも、衣装系のMODをよく利用してプレイしています。

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『Fallout 4』では「Mascot Head Armors」、『Skyrim』では「Wa
Masks」というマスクを制作していますが、マスクの制作において衣服やアーマーの制作と異なる点はありますか?

技術的な点ですが、身体に追従する「ウェイト設定」がとても簡単で、MODが作りやすいです。全身衣装だと、細かい部分まで詳細にウェイトを指定していくのがとても大変(指は特に!)なのですが、マスクやヘルメットだと頭や顔のウェイトだけを設定してやればいいのでとても作りやすいのです。そのため、気楽に製作できるのがメリットですね。

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「Obon Mount」はとてもユニークな見た目のMODで、日本文化をよく反映しています。知らない方のために「お盆」や「盆祭り」について簡単に説明していただけますか?また、これを『Skyrim』の世界に結び付けようと考えた理由について教えてください。

日本では真夏の時期に「お盆」という、宗教的なイベントがあります。家族が亡くなった後、その魂が一時的に家に帰ってきて、家族と一緒に数日過ごすんです。もちろん見えないのですが、食事を共にしたり、生きていた頃と同じように親しく過ごします。そして魂が穏やかにあるようにと願うんです。面白いのはその魂が家に帰ってくる方法です。

「精霊馬」といい、先祖の魂が「速く」やってくるようにと、キュウリを馬に見立てて乗り物を作って飾ります。帰りは「ゆっくり、そしてお土産をたくさん持って帰れるように」と、ナスを牛に見立てて乗り物を作るんです。

面白いですよね。そして Skyrim には馬も牛もいる。これらを召喚魔法として利用できたら面白いんじゃないかと思いました。実はOblivionをプレイしていた頃からの思いつきです。実際、とてもインパクトがあるので自分でもお気に入りのMODになりました。

これまで数年間に渡りMODを制作してきて、MOD制作のスキルを伸ばす上で役に立ったものはありますか? また、今後挑戦したいことはありますか?

Youtube(のチュートリアル動画や、がとても参考になりました。同時に、日本人同士のMODコミュニティ内での情報共有や、利用しているMODそのものもとても参考になります。特にMODは「これはどうやって実現しているんだろう?」と疑問に思った事も、構造をみることで理解が深まり、とても役に立ちました。

今後挑戦したいのは「スターフィールド」でのMOD製作です!あの素晴らしい世界で、またMODを作って遊べるのが待ちきれません!

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MOD開発の一番好きな部分はどこですか?

自分が作ったもの、自分の頭の中にしかない構想が、自分の大好きなゲームの中に出現するところです!欲しい武器だったり、誰かが笑ってくれるような装備だったり、「これがあったらいいのに!」を自分で実現できるところが大好きです。そしてそれを誰かが使ってくれる。誰かが私のMODで楽しんでいるのを見るのは至上の喜びです。

ぜひ注目して欲しいと思うMOD制作者や、オススメのMODはありますか?

まずは同じ日本人MOD製作者である、tktk(Bethesda.net{target=”_blank”), Nexus)
さん。スクリプトを使った素晴らしいMODをたくさん製作されています。私もMOD製作時に彼に助けられたり、一緒に作った事もあります。特にお気に入りなのがTK HitStop (Nexusです。Skyrimでの戦闘が迫力あるものになるので、最初のリリースから必ず導入して遊んでいます。

そして vicn (Nexusさん。VIGILANT (Nexusや Unslaadなどのダークで素晴らしいクエストMODを製作されています。オリジナルの敵やダンジョン、装備品などボリュームたっぷりで、ぜひプレイしてほしいクエストMODです。

それから M (Bethesda.net, Nexus)さん。MelodicaShield (Bethesda.net, Nexus)など、楽器を武器にしたり、Skyrim
のモンスターをFalloutに登場させたり、私と同じように人を驚かせたり笑わせたりするのが大好きなようです。

まだまだたくさんの日本人MOD製作者がいますが、とても紹介しきれないのでこのへんで。
世界に比べるとアジアのMOD製作者は少数だと思いますが、みな素晴らしいMODを作り上げています。スターフィールドでも、そういった素晴らしいMODに出逢える事でしょう。

どんなMODを作るのかはまだわかりませんが、新しい世界で皆さんとお会い出来るのを楽しみにしています!それではまた。

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