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The Elder Scrolls V: Skyrim

The Elder Scrolls V: Skyrim
2022年8月30日

今月のMOD開発者: DarthVitrial

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The Elder Scrolls V: Skyrim

MOD開発を自分のアイデアや創造性をゲームに織り込む機会と考える人もいれば、コードやソースファイルを読み解きながらゲームデザインや開発の基本を学ぶ手段と捉える人もいます。時には、リリース時にカットされた隠しコンテンツを見つけ、復活させてしまうことすらあるのです。

今月のMOD開発者のDarthVitrial(Bethesda.netNexus)はまさに後者です。プログラマーとしてのスキルを大幅に向上させるためにMOD開発を行い、他のMODのメンテナンスやMOD開発者の支援にクリエイティブな達成感を見出しています。

DarthVitrialはインタビューで、不具合の修正や管理、機能の向上などを通じて行っているそうした支援について語ってくれました。その中には、TrainWizやDinosgamezのような数多くの作品を手掛けるMOD開発者も含まれます。また、リリース時には公式上カットされていたものの、実際には今も『スカイリム』に隠されているクエストラインやコンテンツを発掘して復活させる試みや、「Collecting the Edda」(PCXbox)でソリチュードの吟遊詩人の大学を選んだ理由についても伺っています。この数年、私たちはさまざまなMOD開発者にインタビューをしてきましたが、DarthVitrialが語ってくれたプロセスに対する観点は、とりわけユニークなものでした。

「Collecting the Edda」は一般的なMODとは異なりますが、これを作ろうと思ったきっかけは何ですか?

MOD開発に興味を持ったきっかけは、『STAR WARS™ Knights of the Old Republic™ II - The Sith Lords™』(KOTOR2)という、時間の都合で事実上コンテンツの半分がカットされたことで有名なゲームです。初めてダウンロードしたMODがその『KOTOR2』の復活コンテンツのMOD(TSLRCM)で、カットされた内容を実際に目にして大きな衝撃を受けました。それから、いろいろなゲームでカットされたコンテンツを調べ、可能なら復活させるMODを見つけることに夢中になりました。

もちろん、『スカイリム』にはArthmoor作の「Cutting Room Floor」(Nexus)がありますし、Exalderan(Nexus)も「CRF」と組み合わせれば素晴らしく機能する復活コンテンツMODをたくさん作っていますが、なぜか誰も吟遊詩人の大学に関わるものは復活させていませんでした。それで常々、吟遊詩人の大学は迫力に欠けると思っていたので、復活させれば少しは活気づくんじゃないかと考えたんです。個人的にはコンテンツの復活は多いほどいいと思っています。

最近、TrainwizのMODの管理も担当していますね。人気のコンテンツを管理するのはどんな感じですか?

勉強になります! 実のところ、MOD開発のことは全てTrainwizのMOD(Bethesda.netNexus)で作業しながら学びました。うまく機能しない部分を見つけたり、何か(複数のMODにまたがるパッチなど)を足したいと思ったときは、解決策がわかるまで試行錯誤しましたね。もちろん、discordで自分より経験豊富なMOD開発者たちに支援も頼みました。そのおかげで、自分とはまったく縁のない未知の言語のようなものだったPapyrusでスクリプトを書くのが楽しいとまで思えるようになりました。それどころか、NPCの移動ルートを決めるナビメッシュの作業にもストレスを感じずに作業できるようになっています。
TrainwizのMODの管理はとても楽しいですよ。最高のチームですし、Trainwizは気持ちよく共同作業ができる素晴らしい人です。また、MODの管理を通じてMOD開発コミュニティに新しい友人がたくさんできました。楽しい人たちが大勢いる、暖かくて友好的なコミュニティなんです。
また、プレイヤーがMODを楽しんでる姿を見たり、皆がプレイを満喫するのに自分の修正や追加が役立っていることに、大きな喜びを感じます。

現在のプロジェクトについて教えてください。

現在のプロジェクトは、飛び抜けた才能を持つDinosgamezと共同で作業をしている「Wheels of Lull」(PCXB1Nexus)のアドオンです。これはCreation Clubコンテンツの釣りと連動して、プレイヤーが釣り上げたり、生け簀に入れたり、料理したりできる大量のカスタムモデルのファブリカントの魚や、新しいアイテム、Lull-Morのクールな新エリアを追加するものです。継続的に拡張することも考えていて、最初のリリース(今仕上げているもの)のあと、アンデッド(Unwound)のバリエーションも含めた新しい魚や、「WoL」の水中にいるユニークな敵や、ユニークなアイテムなど(「WoL」に出てくるFRFというキャラクターが大好きなので、プレイヤーがペットにできるバージョンなら理想的ですね)の追加も考えています。

また、MODで追加された伝説の書物で言及されているWailwayに関するクエストやパズルを含む「Wheels of Lull」の拡張についても取り組んでいますが、今はまだあまり詳しいことは話せません。もちろん、それに加えて管理しているさまざまなMODの不具合の修正やプレイの改善などは常に行っています。

あとは、今のところスケジュールに余裕がなくて進められていないのですが、着手したいMOD開発のプロジェクトが2つあります。カットされたもう1つの吟遊詩人の大学のクエスト(テュリウスのコートを盗み、オラフ王の彫像が燃やされる前に着せるという内容)の復活と、カットされたクロンヴァングル対クアッラの吸血鬼のクエストラインを元にした新しいオリジナルのクエスト(クエストを復元できるほどのものがゲーム内に残されていないので、創作を混ぜるつもりです)の作成です。

MOD開発の一番好きな部分はどこですか?

不具合の修正ですね。実は子供の頃から好んで更新履歴を読んでいました。物事がどんどん良くなっていくのを目の当たりにしている感じが大好きなんです。不具合の発見と修正は、個人的に何より楽しい作業なんです。

オススメのMOD開発者はいますか?

新しいコンテンツでは、Razorkid(Nexus)(「Beyond Reach」の作者)と、Vicn(Nexus)(「Vigilant」「Glenmoril」「Unslaad trilogy」の作者)は外せません。『Elder Scrolls』の伝承における暗くて深い側面と結びつくストーリーに加え、ホラーをテーマにした怖い物語も好きなので、この2つのMODはお気に入りです。あとは、VicnのMODの素晴らしい翻訳者、Aelarrも称賛しないわけにはいかないですね。

不具合の修正と遊びやすさに関してですが、PowerOfThree(Nexus)のエンジンレベルの修正と微調整は私の作業に欠かせないものです。実際、PC版の「Aethernautics」のオプションである低重力効果を実装する際には、あの修正のひとつに頼っていますから。

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