
Fallout 4
Buy Game今月のMOD開発者: A Better World
Fallout 4
Buy Game『Fallout』のMOD開発者たちは、連邦のウェイストランドの限界に挑み続けています。
いる「A Better World」の制作陣(Bethesda.net、Nexus)はまさにそれを体現したチームで、MODは開発途中ながら、キャラクター、人間関係、困難な選択を軸に据えた個性的なストーリーテリングに加え、息を呑むような新たな舞台も登場する予定です。
今回の注目のMOD開発者インタビューでは、チーム結成の経緯、プロジェクトの目標、チームが直面した難題について語ってもらいました。そしてつい先日、完全版のMODに含まれるアセットとコンテンツの予告として、キャビンのワークショップアイテムのパックがリリースされました。完全版のMODで、オリジナルの舞台であるAbbot CountyとVault-Tec Plazaを探検し、Jo、Liz、Dolosと出会えるのが待ち遠しいです。
「A Better World」の目標について教えてください。どんな体験を生み出そうとしているのですか?
お答えしましょう! ざっくりと言いますと、「A Better World」はインスティチュートから逃走中の2人の女性、JoとLizの物語で、よりよく、安全な世界を作るという彼女たちの使命を描いています。この物語を支えるために、「A Better World」では、広大なAbbot Countyの荒野と、廃墟と化した戦前の地下ショッピングセンター「Vault-Tec Plaza」の2つの舞台が用意されています。
「A Better World」では、一般的なオープンワールドRPGやMODと比べて、より味のある物語を作ることを目指しています。重大な事件や、新勢力との遭遇も当然ありますが、主要キャストの3名(JoとLiz、そしてミステリアスなDolos)の関係性と、彼女たちの選択がもたらす彼女たち自身の世界への影響に焦点を当てたいと思っています。物語上の決断を求める前に、プレイヤーにはキャラクターたちを深く理解し、心を通わせてもらうための時間を与えたいと考えています。
「A Better World」の狙いは、『ファー・ハーバー』のような大規模DLCに近いものです。あのDLC同様、物語は連邦を舞台に展開され、戦前のVault-Tec Plazaの広告に隠された救助を求める叫びによって幕を開けます。
このコンテンツで、『Fallout』の世界のどのような要素を強調するつもりですか?
もうビデオでご覧になったかもしれませんが、Abbot Countyは、連邦のウェイストランドとは大いに趣が異なっています。戦前の都市の廃墟(どの都市かはプレイして確かめてください)を舞台にしていますが、廃墟は半ば埋もれ、水浸しで、草木に覆われています。地上の荒野には緑があふれ、暮らしはより素朴です。しかしここでも、『Fallout』の優れたストーリーならではのテーマを扱っています。暴走したテクノロジー、現実逃避、圧制といったネガティブな題材もありますが、それと並行して、希望、協力、かつて存在していたものから新しいものを再構築しようとする試みも進んでいます。
一方Vault-Tec Plazaでは、朽ちゆく廃墟や避けがたい結末に行きついた資本主義の姿といった、より従来的な『Fallout』体験が楽しめます。例えば、ロボットについていけなくなった人間の労働者の末路や、世界の終末を後押しした大量消費の名残りなどです。加えて、おなじみのVault-Tecによって建設されたショッピングセンターですから、明るいレトロ・フューチャーの仮面の下に、より不吉な物語が秘められているのはお察しいただけるでしょう。

皆さんはどう出会って、チームを結成したのですか?
Justin Hardin(オーディオとゲームプレイのリーダー)と私は、15年ほど一緒にBethesdaのMODを手掛けてきました。最初にコラボしたのは、『Fallout 3』で、私の故郷の「イリノイ州アルトン」をポストアポカリプス風に再現したときでした。その後、不幸な結末を遂げた『Skyrim』のプロジェクトに取り組んでいたときに、Andreas Stavaas(環境アート・リード)とも出会いました。2021年、私たち3人は「A Better World」を立ち上げるために再集結したんです。何か新しいことを形にするために、親しい友人たちに助けてもらえるというのは大きな励みになります!
その後、より多くの人々にこのプロジェクトを披露するようになると、私たちのDiscordコミュニティを通じて、何らかの形で本作の力になりたいという気持ちを抱いた大勢の素晴らしい人々に出会うようになりました。このプロジェクトに関わってくれた皆さんの素晴らしいアイデアと作品の数々には感謝してもしきれません。

「A Better World」を製作する上で、最も難しいことは何ですか?
こういった大規模プロジェクトで最も苦慮する点は、スコープ管理だと思います。小さなチームの規模に合った運営をする上で、自分の正直な気持ちと、素晴らしい作品を世に送り出したいという皆の熱意を両立させるのが難しいときもあります。後になって、制作途中にカットした要素を振り返るのはいいことだと思います。結果的に、脇によけた部分は、プロジェクトに適したものではなかったというのもよくある話だからです。合理化は痛みを伴うこともありますが、最終的にはよりよいゲームに繋がります。
現在の優先課題は何ですか? そして残る課題は何ですか?
現在は、Abbot Countyのランドスケープのディテールを仕上げること(今夏の予定)、ワールドにさまざまな新しいクリーチャーを住まわせること、敵対する2つの派閥の戦闘時の行動と武装を完成させることに注力しています。これらが終われば、製作予定の残りのコンテンツの強固な基盤を築き上がります。
その後、メインクエストの最後の3分の1の肉付けをし、居住地(建設可能な居住地も実装予定です!)に人を住まわせ、残りの内部空間を完成させます。

最後になりますが、お気に入りのMODは何ですか?
チームにも尋ねましたが、過去数十年でのお気に入りは以下のとおりです:
shavkacagarikia作『Fallout 4』Classic Holstered Weapons(Nexus) :軽量であるにもかかわらず見事なMODで、ほとんどすべてのMOD武器で即座に機能します。コミュニティの創意工夫の素晴らしい例ですね。
Jonx0r作『Skyrim』Wyrmstooth(Bethesda.net:PC 、Xbox 、Nexus) :秀逸なワールドデザインと抜群のクエストです。カスタムサウンドトラックも素晴らしかったです。
そして名作『オブリビオン』のthe Unique Landscapes Compilation(Nexus )ですね。多くの才能豊かな作者が手掛けた地形MODで、夕暮れのシロディールを散歩しているときに、このような創造性溢れる景色を堪能できるのは嬉しいかぎりです。