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Psycho Break 2

The Evil Within 2
2017年10月30日

ゲーム開発者が語るホラーゲームの楽しみ方

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Psycho Break 2

『PsychoBreak 2』が今月19日、ついにリリースを迎えました。今年のハロウィーンに絶対プレイしておきたいこの作品を、まさに絶好のタイミングで皆さんの元にお届けできたことをうれしく思います。ここで皆さんに質問を1つ…皆さんは、どのようにしてホラーゲームを楽しみますか? 部屋を真っ暗にするため、全ての窓を遮光カーテンで覆い、ガンマ値をぐっと下げ、さらに究極のオーディオ環境で楽しむためにヘッドホンを着けますか? それともゲームに入り込み過ぎないように、家中の灯りをつけ、最愛の人やペットの傍らに座ってプレイする方がお好きでしょうか? しかし、どのように環境を整えたとしても、結果は常に同じはず。

手の平にはじんわりと汗がにじみ、心臓はバクバクと音を立て、脳裏に渦巻くとりとめのない不安に耐えながら、ここは危ないと絶えず自らに言い聞かせることになるでしょう。

さて今回は、Bethesdaの各スタジオを代表する開発者にインタビューし、彼らのホラーゲームの楽しみ方、そしてこのジャンルの一体何が、彼らをこの恐ろしくも甘美な恐怖へと駆り立てるのか、聞いてみたいと思います。まずは、Tango GameworksのJohn Johanasに語ってもらいましょう。

John Johanas – ゲームディレクター/PsychoBreak 2

ホラーゲームをじっくり楽しむなら、夜に限りますね。私は家の電気を全て消して、音量を思いっきり上げます。楽しみにしていたホラーゲームがリリースされると、どうしても人付き合いが悪くなります。他の人に邪魔されたくないですし、誰かを呼んで自分のプレイを「ただ見ててもらう」なんてことはしたくありません。ホラーゲームモードに入った私は、非常に自分勝手です。

ホラーの何が好きなのかという質問には、2つの異なる視点から答えたいと思います。1つは『PsychoBreak 2』のディレクターとして、そしてもう1つはゲーマーとしてです。まず、開発者としては、こうしたタイプのゲームを追求できるジャンルが存在することが純粋に嬉しいですね。ゲーマーとして言うと、ホラーはプレイヤーとゲーム内のキャラクターの感情がリンクしていることを実感できる数少ないジャンルだと思います。プレイすると心臓の鼓動が速まり、手に汗がにじむのは、ストーリーの力だけでなく、このジャンル特有の雰囲気に強く惹きつけられているからに違いありません。

私はこのゲームに携わっているので、見方が偏っているかもしれませんが、『PsychoBreak 2』に出てくる「市庁舎」のシーンには、自分が好きなホラー要素の全てが凝縮されています。あのじわじわとこみ上げる恐怖…音声などが乗った状態を初めて目にした時、絶対素晴らしいものになるという予感がありました。

Jerk Gustafsson – エグゼクティブプロデューサー/Wolfenstein II: The New Colossus

私はホラー映画のようにホラーゲームを楽しむのが好きです。家でくつろぎながらね。緊張で疲れてきたら、いったん小休止をとってコメディー番組なんかを数分観て、それからプレイを再開します。それを眠くなってくるまで続けます。そうしたらテレビをまた少し観て、頃合いになったら、電気を消して眠りにつくわけです。寝る前は肩肘を張らずに見られる番組を何本か見ることが多いですね。

ホラーには独自のこだわりがあります。ホラーは好きなジャンルですし、あの興奮する感覚は愛してやまないのですが、私は「安全な」場面が絶妙なバランスで盛り込まれていなければ駄目です。言うまでもなく、「安全な」場面が多く、「安全ではない」場面が少ないのが理想ですね。その点において、私は『PsychoBreak 2』を最も評価しています。真の意味で安全な瞬間なんてあるはずもないのですが、今作の自由度が高くなったオープンワールドの中では、必要に応じて一息ついて気分転換をすることができます。これにより、緊迫した場面の雰囲気が一層引き立つのです。

『PsychoBreak 2』の序盤に、振り返ると白いシーツに包まれた無数の死体がぶら下がっているシーンがありました。心の準備ができていないときに感じた恐怖ほど、より恐ろしく感じられると私は思います。あの死体に関しては完全に虚を突かれましたね。

Harvey Smith – クリエイティブディレクター/Dishonoredシリーズ

ホラーゲームをするときはヘッドホンを着けて、暗い部屋でプレイします。ただ私にはちょっと刺激が強すぎるみたいで…数日間は不安と共に過ごすことになります。夜も眠れなくなりますね。映画『IT/イット』を見てたときなんかは、隣に座っていた女性がびっくりしてジュースをこぼすくらい大きな悲鳴をあげてしまいました。あとは『零~zero~』に出てきたあの縄のせいで、廊下を歩くのが怖くなったこともありましたね…

ホラーは私の心を掻き乱します。あの無力感が耐えられなくて…音もなく這い寄る恐怖、それにボディホラー的な要素に冷静ではいられなくなります。元々、私は物語の世界に入り込みすぎる傾向があって普段から色んなものに影響されやすいのですが、ホラーは特にそれが強いようです。

Susan Kath – リードプロデューサー/Prey

私はハードコアプレイヤーですから、ホラーゲームは真っ暗な部屋でヘッドホンを着けてやります…と言いたいところですが、1999年のある晩、恐怖のあまり身もだえした拍子に、うっかりデスクランプを壊してからはやめています。(『System Shock 2』のサルのおかげです。ランプの借りは未だに忘れていません)。今は自分と周りの安全のために、灯りをつけてプレイしています。

ホラーゲームと言えば、『零~紅い蝶~』について鮮明に覚えていることがあります。あれは数年前の、土曜の朝10時でした。明るい陽射しが射しこむ部屋でプレイしていたんです。とても清々しい朝でした。20分くらいプレイした後コントローラーを置いて、ゆっくりと立ち上がって廊下を進み、寝ているルームメイトを起こして私はこう言ったんです。「起きて。ゲームが怖すぎて、今、誰か生きた人間が隣にいてくれないと無理。お願い」ってね。

Rich Lambert – クリエイティブディレクター/The Elder Scrolls Online

ホラーゲームをやるときは、妻と一緒に明るい部屋で、ボリュームはかなり小さめにしないとできません。プレイ中も「夜中に悪い夢を見ないだろうか」と心配してしまって、ずっと気が気でないんです。ただし、このジャンルが嫌いな訳では全くなくて、むしろその逆です。ホラーゲームはとてもクリエイティブなジャンルです。物語も多彩ですし、その演出にもいつも驚かされます。

『PsychoBreak 2』はまだクリアはできていないのですが、プレイはしました。ステファノの登場シーンは忘れられませんね。クールなキャラクターが不気味な背景に非常によく映えていました。

Tim Willits – スタジオディレクター/id Software

どんなホラーゲームでも必ず暗い部屋で、それも夜にしかやりません。全力でゲームに浸るんです。音はヘッドホンではなく、大音量にしてスピーカーから流します。プレイするときはひとりですね。自分的には横から見られたり、話しかけられたりするのはなしです。いいホラーゲームは、正しくプレイすると本当に怖いと思います。ゲームの方でシステム時刻をチェックして、日が出ている間は遊べないようにすればいいのに!

プレイするときは、できる限りその世界に没頭できるようにします。そこに“入り込む ”というのが重要なんです。精神的、感情的に一度ゲームに入り込んでしまえば、飛び上がるような恐怖も、必死で逃げているときの心臓の鼓動も、よりリアルに感じられますよ。

『PsychoBreak 2』はPlayStation 4、Xbox One向けに発売中。2014年に三上真司が生み出したサバイバルホラーの傑作の続編。セバスチャン・カステヤノスはもう一度地獄へと足を踏み入れます。不気味な領域に巣くうおぞましいクリーチャーたちと戦い、自分自身の中にある悪夢と対峙しながら、急いで娘を助け出すのです。

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Anne Lewis

Sr. Global Content Lead