
DOOM® Eternal
数字で見るDOOM #4 – データはここだ
DOOM® Eternal
*数字やデータというものは最初はつまらなく感じますが、『DOOM』のようなシリーズは長年にわたって実におもしろい統計データを生み出してきました。このシリーズでは、数字上における『DOOM』の素晴らしい功績を取り上げ、その内容をご紹介します。
数字から『DOOM』を見てみましょう!*
28,000個を超えるWAD
『DOOM (1993)』において最も画期的な点のひとつは、プレイヤーが簡単に改造できるという設計思想のもとに作られたということです。基本となるゲームプレイは同じですが、ほんの少しのノウハウがあれば、それ以外の全ての構造や外観を誰でもいじることができます。コアエンジンとは別のWAD(“Where’s All the Data? 「データはどこだ?」”の略)というファイルを編集するだけで、こういったことができてしまうのです。
WADの開発や編集はすぐに『DOOM』ファンお気に入りの娯楽になりました。プログラミングの知識が全くない人でも簡単にWADの制作や編集ができるように独自のソフトウェアを設計する人もいます。
想像できるかとは思いますが、そのおかげで数えきれないほどのWADがリリースされています。私たちが把握しているだけでも、実に数万ものWADが存在しているのです。
現在、『DOOM』のWADがどれくらい作られ、どれくらいインターネットに公開されているのか、その数を正確に計算することはできません。WADが制作されるようになったのはインターネットが普及し始めた頃です。そのため、初期『DOOM』のコンテンツの大半は時とともに失われてしまうかもしれません。その点だけはご注意ください。
しかし、複数のサイトが長年にわたって仲間のファンたちが制作したWADを収集し、リスト化してくれているため、インターネット上で利用できるWADの下限数のおおよそを把握することができます。
それは、かなり控えめに見積もっても驚きの数に達しています。この記事を書いている時点で、WAD Archiveだけでも初代『DOOM』と『DOOM II』のWADが28,582個もリストされているのです。しかも、その数はいまだに増え続けています!