
Fallout 4
Buy GameCreation Clubクリエイターインタビュー – Rob Vogel (fadingsignal)
Fallout 4
Buy Game※Creation Clubは海外向けのサービスです。
ご了承ください。
コンテンツサポートサイト『Creation Club』の最初期に登録したクリエイターの1人であり、プロジェクト始動以来、精力的に活動を続けているクリエイター「fadingsignal」ことRob Vogel。今回、『Creation Club』を軌道に乗せるにあたって多大な貢献を果たしてきたRobに、『Creation Club』や制作工程などについて話を聞きました。
ローンチ時のラインナップに「Modular Military Backpack」と「Modern Furniture Workshop Pack」がありましたが、最初にこの2つを作ろうと思ったのはなぜですか?
両方とも、かなり長い間温めていたアイデアだったんです。でも、アイデアを実際に具体的な形にして制作する時間がなくて…。だから『Creation Club』は絶好のチャンスでした。Bethesda Game Studiosの開発の皆さんと一緒に制作に取り組めましたから。
私は基本的に、ゲームの中で自分が欲しいと思うものを作ります。このときもそうでした。思い通りにカスタマイズできる便利なバックパックがあったら、きっと私だけじゃなくたくさんのプレイヤーが喜ぶと思ったんです。家具の方も、有名なミッドセンチュリー家具は『Fallout 4』のアートスタイルになじむだろうと前から考えていたので、作ってみました。

制作する上で、どんな点がいちばん楽しかったですか?
そうですね、普段よりも制作に時間をかけて作れたことでしょうか。2つともそれまで全く作ったことがないタイプのものだったので、自分の限界に挑んだことで成長できましたし、制作過程での学びも多かったです。
その後、他のクリエーション制作にも携わる機会はありましたか?
おかげさまで! Bethesdaとさらに緊密に協力して、公式制作のクリエーションをいくつか手がけてほしいと言ってもらえたんです。それで最初の2つの後も、デザインしたりスクリプトを書いたり、実装作業などを任されて、イラストを描くこともありました。
現在はアーティストとデザイナーを兼務されていますが、元々はどちらだったのでしょうか?
私は、主としてテクノロジー企業で働いてきました。子供のころは、コミックの作画をやりたかったのですが、1990年代に、当時まだ出始めだったお絵かきソフトを使ってみたら、グラフィックデザインとプログラミングにハマってしまいまして。それですぐウェブデザインと開発の方に進んで、そこからもう20年、キャリアのほとんどをこの業界で過ごしています。もっとも最近は実務じゃなくて管理職とプロデューサーをしていますが。
自分は、異なるスキルを組み合わせる作業が好きで、いろんなことがやりたい派なんです。だから、ゲーム開発やMOD制作はもう楽しくて仕方ありません。仕事でやってきたことと趣味でやってきたことが、全てひとつになるわけですから。

ゲーム会社との共同作業は初めてではなかった?
はい、結構いろいろやってきているので。本職の開発業務とは別に、ちょっとした副業をずっとやっていたんです。音楽アルバムのジャケットデザイン、映像編集、ウェブサイトやアプリの開発などいろいろやりましたが、ここ数年は自分の専門分野を確認する意味で、もっぱら契約業務をやっています。
『Creation Club』での制作において、いちばん感激したことは何ですか?
それはもう間違いなく、Bethesdaのチームの皆さんと直にやりとりできたことです。皆さんとても親切で面倒見がよく、『Creation Club』のメンバーにいろいろ教えてくれるので、一緒に仕事ができてとても楽しいです。チームの皆さん全員が、心から楽しんで仕事をしているのがすごく伝わってくるんです。だから私達クリエイターもみんな、すごく楽しんで作業に取り組んでいます。自分はゲームのコンテンツを作ろうとしていて、最善策へと教え導いてくれる人がいる。しかもその人は、そのゲーム全体あるいはゲームエンジンを実際に作っている人たちなんですよ。本当に夢みたいな状況です。
しかも、自分の好きなことをやって報酬が出るんだから、有り難いことですよね。
クリエーションはどういった過程で作られるのでしょうか?
通常、企画出しから始まります。クリエーションの機能やコンセプトアート、全体的テーマなども考慮して、段階ごとに落とし込んでアイデアを細かく詰めていきます。私はいつも、必要になる新規グラフィック数や、ゲーム内のどのエリアに影響し得るのかなど、細かいディテールをできるだけ盛り込むようにしています。

企画書ができたらBethesdaに提出して、レビューを受けます。たいていの場合、スタジオ側と何回か質問や提案のやり取りがあって、最終案を練っていきます。企画が承認されたら、報酬額や作業工程表が記載された作業指示書がクリエイターに送付されます。全項目で同意に達したら双方が契約書にサインをして、クリエイターはBethesda Game Studiosと契約したフリーランサー/ゲームデザイナーとして作業を開始します。
制作過程では、クリエイター個人の作業環境設営についてもスタジオからアドバイスしてもらえるんです。チームの皆さんが直接質問に答えてくれたり、答えが分かる人につないでくれたりします。
クリエイターは、『Creation Club』用メインラインのQAビルドに直接つながったリポジトリにアクセスできます。開発とテスト作業が繰り返し行われる格納場所ですね。ビルドは定期的に更新され、社内QAを受けます(不具合があればクリエイターに修正作業がアサインされます)。そして、発見した不具合に対する修正を確認して、合否が判定されるという流れです。開発に必要とされる一般的な反復作業と変わりません。ただ、シンプルなプロジェクトの場合はこういった過程を全て踏まない場合もあります。
プロジェクトが完成したら納品して、不具合が一掃されたら、やっとリリースできます。
今はどんなものを制作中ですか?
今は承認済みの企画が2件、『Fallout 4』向けと『Skyrim』向けが1つずつあるので、それに取り組んでいます。デザインのブラッシュアップなど、他のクリエイターを手伝ったりもしています。それから、来年の新作用にスクリプトや試作品制作もやっています。

最後に、『Fallout 4』向けfadingsignalスペシャルセットを期間限定でご用意しました。Robが初めて制作したクリエーション2種(「Modular Military Backpack」と「Modern Furniture Workshop」)を収録しています。どうぞお見逃しなく。
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